いんたびゅー
第2回 シリーズ構成 倉田英之さん
Q.原作をはじめてお読みになった時の感想をお聞かせください。
見やすい絵柄から勝手に爽やかな健全ラヴコメを想像していたのですが、なんか色々ヒトスジナワでない成分が混ざっていたので意表をつかれました。でもソコがまた新鮮だったりサプライズだったりしてよかったです。きっと大ヒットしてアニメとかゲームとか映画とかミュージカルとかになるんだろうなぁ、と思いました。ちょっと当たりましたな。
Q.本作品の魅力はどこにあると思いますか。お約束と意外ネタの絶妙なバランス、あと読み込んでいくと見えてくる尋常でない情報量ではないかと思います。あとつぐみの、いい感じの胸。あとナギのヒザ。あと貴子のテンション。あと秋葉の業の深さ。あと中学時代の仁の可愛さ。
Q.脚本を執筆するにあたって工夫した点や、苦労した点についてお聞かせください。オリジナルな部分の会話で、いかに武梨さんっぽいノリに近づけられるかが結構ポイントでした。手始めに自画像を参考にして全裸で書いてみました。あまり効果が無かったので途中から普通に着衣に戻しました。
Q.今回は全話の脚本をお一人で担当せず、本田透さんや高橋龍也さんを登用した理由についてお聞かせください。異なるジャンルの文章書きさんに依頼することで、日本のアニメ脚本界に新たな風を吹き込めるのでは、と思って声をかけてみました。成果は皆様でご判断いただきたく思います。
Q.「かんなぎ」メインキャラクターの魅力についてお聞かせください。 御厨仁…微妙に中二病なトコ。高校生なのに。
ナギ…神様なのに俗っぽいトコ。あとオンザ眉毛。
青葉つぐみ…面倒見る系の幼なじみという、約束された立ち位置。なんか妙に流されやすいトコも可愛いと思います。
ざんげちゃん…肉体。そしてその肉体を最大限に活用する賢さ。
秋葉。彼のセリフには、時々必要以上に感情移入してしまいます。
あと、貴子と紫乃の表に見えにくい友情とかは面白いです。
激戦区となりました秋のアニメ新番ですが、地味に丁寧に作っておりますので皆様よろしくお願いします。みんなで応援してヤマカンを“完走”させましょう!